野球小説 えんのしたの声 頑張れ野球小僧たち!

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第50話 ヤケクソ (野球小説本編)


近頃イライラしている誠を見て、佐久間コーチは特訓を命じる。

コーチはすべてお見通しだった。



こんな時は特訓に限る。

誠は特打ちをする事になった。



投げるのはセイジ。

実はセイジの特訓でもあった。



先にへばってきたのはセイジ。

投球フォームが崩れてきた。



佐久間コーチはすかさず投手を替えた。

これ以上投げさせるとセイジが肩を痛めてしまう可能性を感じたのだった。



そして、誠の手のひらのマメが破けた。

血がにじみ出し、足腰がフラフラになったところで特訓が終了となった。



「どうだ誠、何かつかんだか?」

佐久間コーチはフラフラの誠に声をかけた。



「つかめたような、つかめないような。」

誠は頼りない返事をする。


しかし、コーチはそれで充分だった。



誠の中でくすぶっていた気持ちを晴らすのがこの特訓の目的。

試合で打てなかった思いを引きずり、チャンスに打てずみんなに迷惑を掛けたと言う思い、そして上手くなりたいと思う焦りをこの特訓と称した練習で晴らしてあげようと思ったのだった。



血のにじむ手をかばいながら座り込む誠に、最初に駆け寄ったのはセイジだった。

自分も疲れきっていたが誠のところへ自然に向かっていた。



「良くがんばったな。」

セイジに軽く背中をたたかれた誠は、今までのイライラが嘘のように晴れ渡っていた。




誠へ

練習ではヤケクソも時にはオーケー!しかし、正しい動きでヤケクソになる。

(ブログ)  ̄えんのしたの声 ̄ 頑張れ野球小僧たち!  『ヤケクソ』 より。 





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