誠にスランプが襲ってきた。

初めての経験。



全く打てない。



バッティングには自信を持っていた誠だったが、バットにボールが当たらない。

不思議なくらい当たらない。



これは、深刻だった。

球が見えない訳ではないのだが、まるでインパクトの瞬間に消えているようだった。



どうしたんだろう。

せっかく頑張ってきたのになんでだろう。



誠は焦った。

今まで順調に上達してきたのに、今度は一気に逆戻り。


どんどん下手になっていくようだった。



あれが悪い、これが悪い。

いろいろ試しても効果なし。


悩んで悩んで最後に母にたずねる。




誠へ

『恐ろしいスランプ。いつも出来ていたことが出来なくなる。そんな時はリフレッシュも必要。』

（ブログ）　￣えんのしたの声￣　頑張れ野球小僧たち！　　『恐ろしいスランプ』　より。