携帯小説版
えんのしたの声


☆ 番 外 編 ☆
お見舞い


誠はセイジとアユムの三人で、腰痛で野球が出来なくなった隆二の所にお見舞いに行くことになった。



「スゲー。」

「・・・・・。」

あまりに立派な病院だったので、三人は言葉を失う。



この病院は、国か行う難病の子供達専門の病院。

隆二の腰は予想以上に悪かった。



「元気〜っ。」

三人はなるべく明るく振舞った。



「おう。来てくれたんだ。」

やはり元気がない。



三人はいろんな話をしたが、隆二の笑顔を見ることは出来なかった。



「また来るね。」

部屋を出ようとした時、看護婦さんが、

「城島さんが来ました。」



「ウソっ。」

目の前に現役メジャーリーガーの城島がいる。



オフを利用して病院を回って子供達を元気づけていた。

信じられない一瞬の光景。



時間がないとの事だったが、隆二は一声かけてもらって、すっかり感激していた。



こんな偶然が隆二にもう一度野球をやりたいと思わせる事になった。




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